奇跡的、そして運命的な出会い…

TONTON

2009年06月09日 00:07

これは独り言です。長いので、軽く聞き流されてくださいませ。

本当に信じられない出来事が起きてしまった。

ずっと私が思い焦がれていたことが現実のものになってしまうなんて…。

私が現在の釣りスタイル、「魚種、サイズを問わずどんな魚ともライトロッドで楽しく遊ぶ」事を念頭に置いた釣りスタイルになったのは、あるホームページ(以下HPと略す)の管理人の影響であった。

数年前の当時、その方のHPを見つけたときは衝撃的だった。それまで様々な方の釣りHPや釣りブログを見てきたが、その方のHPは、それまで見てきたどのHPとも全く異質なものであり、私は目をひかれた。

HPの趣旨は柔らかいトラウトロッドで、疑似餌を使いどんな魚とも分け隔てなく楽しく遊ぶといったものであり、ルアーで多魚種を釣り挙げることを快感としていた私は、さっそく真似してみた。

エントリーロッドもその方の使用していたダイワのファントムを選択し、いざ近所の川へカワムツを釣りに行ってみた。

スプーンを投げると程なくヒット。

全てが衝撃的だった。

それまでバスロッドで釣っていたカワムツが、まったく違う魚のようにロッドを大きく曲げ、小さな体で精一杯の力を振り絞り、その躍動感には本当に驚かされた。こんなに楽しく激しく楽しいファイトをしてくれる魚だったのか…。オーバーパワーのロッドで釣り続けていたならば、カワムツの本当の魅力を発見できないままだったかもしれない。

それからというもの、私は取り付かれたようにトラウトロッドを漁り、沢山の魚を釣り、現在のスタイルが確立された。

超ライトなロッドは、「本命」と「外道」という垣根をかき消してくれる。どんな小さな魚、たとえ巷では外道と忌み嫌われている魚も存分に引きを楽しめ、全ての魚が「本命」になる。結果、どんな魚にも愛着を持てるようになる。

人間が十人十色だからこそ世の中が楽しいのと同じように、魚だって様々な種類がいるから釣りが楽しくなる。

私がそのように思うようになったのも、全てはあるHPの影響だった。その方の魚、釣り、自然、物事、人生に対する考え方全てが私の胸を打ち、長い間個人的にずっとリスペクトしてきた。

ずっとお礼が言いたかった。本当に楽しい釣りを教えてくださってありがとうと。

しかしそのHPは所謂完全鎖国状態にあった為、なにも連絡を取る手段がない。悶々とした日々を過ごす中、その方のHPを日々眺めていた。心から自分の釣りに自信を持ち、心から釣りを楽しまれているその方含む仲間の皆さんを羨ましく思っていた。

そして時は流れ…つい先日の事である。私のブログ宛に一通のメッセージが届いていた。

何だろう?と開いてみると、「差出人=MAK」とあるではないか。

えっ!!??なんてことだ!!これは一体!?夢か幻か??そうその方こそ、私が長い間リスペクトしていたそのHPの管理人であったのだ。

あわわわ…な、なぜ!?と震える手を抑えながらメッセージを読んでみると、検索サイトから私のブログへ辿りつき、

「TONTONさんはひょっとして自分のHPを見てくださって、ライトタックルでの釣りを始められたのではないでしょうか?もし違ってたら大変失礼しました。」

とのことであった。…………その通りです!!さらに震える手を抑えながらメールを返信。
実は、ブログを始めたひとつのきっかけとして、その方と交流をもちたいからというのがあった。

いつかもし私のブログに気付いて下されば…なんて淡い期待を込めながら日々記事を書いていた。もしその方の目に私のブログが目に留まったとき、これは?と思っていただけるために、随所にその方に関する事と、その方が良く使われる言い回しを参考にさせて頂いていたりした。

その努力が、今実った。

メール交換させていただくうちに、近い将来お会いしていただけることに。
静岡県と、遠く離れた土地ですが、同じ日本国内なんだから全然行けるじゃない!!
ずっとお会いすることを夢見ていた。

まだこの出来事が信じられない。嘘のようだ。しかし、メールを何度も見返すうちに現実実が増してくる。
リンクもさせて頂くようになり、ブログを始めた頃の夢が今、叶った。

『VAGABOND ANGLER』…今の私があるのは、このHPに出会ったからだと言っても過言ではない。

MAKさん、この度は本当にありがとうございました。そして仲間の皆さん、遠く離れた福岡という土地ですが、今後とも宜しくお願い致します。


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